
本剤は、PAC(ポリ塩化アルミニウム)のような塩化物も使用していないので、トリハロメタン等に代表される有機塩化系化合物などの発癌物質生成の心配がない。 他の諸剤が処理水のpH値を変動させ、放流前の中和に長時間を要して連続処理を不向きにしてしまうのに対し、本剤は中性域であるため非処理水が中性域であれば中和処理を必要とせず、連続処理を可能にした水処理用無機系の凝集剤である。
本剤を使用する事により、従来よりも更に省スペース(中和処理不用分)・短時間(中和安定時間不用)・低コスト(中和剤不要)・高能力(連続処理可能)等のメリットがある。
「α−コア」の凝集のメカニズムとしては汚濁物質(微粒子)はマイナス(−)の電荷を帯びているため各粒子が同極(−)で反発しながら安定している。本剤はこれら粒子間にプラス(+)の橋を架ける作用をする。これを「架橋効果」という。 粒子間に(+)の橋が架かる事で、今まで反発して存在していた微粒子が(+)の橋によって相互吸着を始める。それによって大きく吸着し成長するのがフロック(塊)で、このことにより比重が増し、沈降する。
本剤を使用する事により、従来よりも更に省スペース(中和処理不用分)・短時間(中和安定時間不用)・低コスト(中和剤不要)・高能力(連続処理可能)等のメリットがある。
「α−コア」の凝集のメカニズムとしては汚濁物質(微粒子)はマイナス(−)の電荷を帯びているため各粒子が同極(−)で反発しながら安定している。本剤はこれら粒子間にプラス(+)の橋を架ける作用をする。これを「架橋効果」という。 粒子間に(+)の橋が架かる事で、今まで反発して存在していた微粒子が(+)の橋によって相互吸着を始める。それによって大きく吸着し成長するのがフロック(塊)で、このことにより比重が増し、沈降する。